【知りたかった】DIY初心者が最初に揃えたい工具10選決定!

快適な住空間

おうち時間を楽しく快適に過ごすために、自分自身で住まいに手を加えるDIYは根強い人気です。ちまたでは、DIY好きな女性を「DIY女子」と称し、主婦層から若い女性、芸能人などの愛好家が、テレビや動画配信で自慢の作品をたくさん紹介しています。

TVやSNSで素敵なDIY作品にであった時に「こんなの自分で作れるならDIYに挑戦してみたい!」なんて思う方も少なくありません。そして、思い立って初めてDIYで何かやる時、ドライバーやペンチなどは自宅にあると思いますが、それだけで始めては用が足りず作業が中途半端になってしまいます。

DIYをはじめる前には、あらかじめ基本的な工具セットを揃えておきたいです。

ちょっと待ってください!
これから始める初心者なので、DIYで何が必要かなんて分からないよ。

ご安心してください!
そんな方に向けて、今回「DIY初心者が揃えておきたいオススメ工具」
について詳しくご紹介しますね!

この記事を読むと、ご自分に合った工具が具体的にイメージできるようになります。

筆者は、大手自動車メーカー技術者として製造工程の機工具管理を10年以上経験。それらの知見を基に、DIY初心者に最適な工具の選定ついて余すことなく解説します。

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DIY初心者が揃えておきたい工具10選!

工具類

DIYは、使用頻度の高い「基本の道具」から揃えるのがベスト!
プロアマ問わず、DIYで扱う道具はたくさんあります。DIY初心者が始めから闇雲に道具を揃えるより、先ずは、一般的に使用頻度の高い基本道具を揃えて、あとは自分のDIYに合わせて「必要な時に必要な物を必要なだけ」工具類を買い足しながら進めるのが、ムダなく永く楽しめる方法といえます。

DIYは「木工作業」から始めるのがマスト!
DIY初心者が、初めて家具や小物工作にチャレンジする時「木材や合板」などの材料がよく使われます。木材は種類も豊富で、ホームセンターへ行けば低コストで手に入り、加工も楽な所もメリット
入門書などには、必ず登場する何にでも使える万能な材料である事は言うまでもありません。

という事で・・・
「木工作業」を始める時に、必要な「基本の道具10種」を厳選しました!

DIY初心者の基本道具10種
  1. コンベックス(ミニ水平器付き)
  2. さしがね
  3. オートポンチ
  4. クランプ
  5. 手引きのこぎり
  6. 電動ドライバー
  7. カッターナイフ
  8. ハンマー(スチール・ゴム)
  9. 電動ヤスリ・サンドペーパー
  10. 保護具(つなぎ、ケブラー手袋、保護メガネ)

ちなみに・・・
これら10種の道具って、様々な場面で使われる汎用性の高いアイテムなんだ!
DIYを始めるのに最初に揃えておいて絶対に損はないよ!

❶コンベックス(ミニ水平器付き)

[コンベックス]は、メジャーや巻尺と呼ばれる長さをはかる道具。これはDIYには絶対必要な道具ですね。テープ先端の爪を長尺の材木などに引っかけて計測します。長さは5メートルもあれば充分。テープ幅は19mm以上あると、伸ばした時にテープが折れ曲がり難いので使いやすいです。

巻き戻りしないロック機能のものや、レーザー距離計が付いた仕様など、ホームセンターに行くと
たくさんの種類のものがあります。お好きなものを選んでくださいね。

※水平・垂直出しの出来る気泡管付。傾斜角を読み取れる角度計付コンベックスです。

❷さしがね

[さしがね]は、L字型の本体に目盛りが付いた「曲尺」とも呼ばれる定規のことです。
木材の長さや直角を測定したり、平行な線を正確に引くために使用できるDIY工具です。
DIYでは寸法をはかる場面が多くありますので、さしがねはとても重宝します。

さしがね拡大

※角部は竿と同じ厚さ。外側基点の内目盛付。

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❸オートポンチ

[オートポンチ]は電動ドリルのキリなどで材料に孔を空ける際、目印をつけるケガキ工具です。
材料に軽い凹みをつけて孔の中心をマークし、ドリルキリの先端が逃げないように誘導します。
ドリルキリが材料(硬い鉄板など)の上を滑って孔がズレるのを防げるのでとても便利です。

※加工物の硬さに合わせて調整ネジによって強弱が変えられる。

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❹クランプ

[クランプ]は材料が動ないよう固定するための道具です。材料のカットやネジ締めする時など、人がどんなに力を入れて押さえようとしても、手元が滑って材料はズレる事があります。そんな時[クランプ]があれば、一人作業でも両手が自由となり、安定した状態で安全に効率よく作業を進められます

木材同士を接着剤で接合する際にも便利です。接着剤が乾くまで手で押さえておくのは大変です。クランプを使えば材料同士をしっかりと圧着できます。様々な種類があってダイソーでも購入できる道具です。基本作業が楽になるのでぜひ手に入れておきましょう。

※締め付け・押し広げはレバーを引くだけ、固定解除はボタンを押すだけ。

❺手引きのこぎり

木工のDIYでは[のこぎり]が大活躍します。大きな材料であればホームセンターでカットしてもらうこともできますが、微調整の加工が必要になるため[手引きのこぎり]は必ず用意しておきましょう。

電動丸ノコがあるとスピーディに木材を切断できて能率もいいのですが、騒音や危険が伴いますので、初心者には[手引きのこぎり]をおすすめします。先ずは手引きのこぎりで正確に切断できるようになりましょう。ソーガイドを使う方法もオススメです。

木工用のこぎりには、両刃と片刃の2種類がありますが、初心者なら片刃タイプが使いやすく、刃渡りが短めになっているものを選んでみてください。

※刃先が左右に開いていないので、切断箇所以外に傷が付きにくいのが特長

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❻電動ドライバー

電動工具を揃えると、手動の場合よりも、力が多くかからず操作が簡単なので、DIY作業が格段と楽に、正確でスピーディーに行えます。これから紹介する電動ドライバーは、DIY初心者にとって始めから揃えておきたい最も重宝するお勧めアイテムです。

給電方式は、充電式とコード式がある

電動ドライバーの給電方式には、コンセントに繋げて使う「コード式」とバッテリーから電気を供給する「充電式」の2種類があります。操作性など使い勝手の良さを考えると、圧倒的に「充電式」が主流ですが、一方でバッテリーが高価で経済的な面と管理が手間なデメリットも「充電式」にはあります。

もし日曜大工で使用頻度が少なく、コードの煩わしさもさほど気にならないDIY初心者であれば、給電が安定しバッテリー交換の手間のない、長寿命・低価格なコスパの良い『コード式』電動ドライバーを試しに用意するのも良いかなと思います。

【コード式と充電式を比較】

電動ドライバーの種類(ドリルドライバーとインパクトドライバー)

電動ドライバーとしてのねじを締める役割は同じですが、用途によって使い分けることができます。
回転力だけでねじ締め、精度を必要とする繊細作業には「ドリルドライバー」、回転に打撃を加え、堅い木材やパワーが必要なねじ締め、孔あけ作業には「インパクトドライバー」が向いております。

【電動ドライバーの種類と一般的な特徴】

<ドリルドライバー>コード式
・正確な作業向き、作業音が静かで使い易い。

※安価で初心者向けのDCMブランドです。

<インパクトドライバー>コード式
・パワーが強くて作業音が大きい、少し慣れが必要。

※安価で初心者向けのDCMブランドです。

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お近くのホームセンターで電動工具をレンタルしている事があるので、積極的に借りてみるのも良い方法ですね。購入前に試しチェックしてみましょう。

<インパクトドライバー>充電式
インパクトレンチとして使える高トルク(600N.m)仕様。車のタイヤ交換に重宝します。

※マキタ18V各型の交代バッテリー対応。格安初心者向け(ブランド:HAMOPY)

❼カッターナイフ

[カッターナイフ]は、交換可能な刃を持つ刃物の総称です。切れ味が落ちても刃の先端を折り取るだけで、新品同様の切れ味を取り戻すことができる便利な刃物です。DIY作業では壁紙やカーペットのカットや、2mm程度のベニヤ板であれば刃幅25mmの特大型のカッター刃を使うのが基本です。

さらに、同じ刃幅のカッターナイフより刃厚を持たせた高強度のタイプなどもあり、作業の内容によって使い分けることで作業効率が上がります。気をつけなくてはいけないのが、切断する物に適したサイズのカッターナイフを使うことです。

※グリップはエラストマー樹脂で軍手でも滑らない。先端はマイナスドラーバーとして使用できる。

❽ハンマー(スチール・プラゴム)

金槌の形状は大きく分けて2種類あります。左右の槌の両方で打つことができるタイプと、片方が釘抜きになっているタイプです。※下の画像

そして材質は、鉄・プラスチック・ゴム・木が一般的で、打撃面の材質によって使い分ける事になります。例えば、木製品の組み立て作業が中心の場合は、ゴムハンマーを使用して木材を傷つけにくく、打痕なく美しく仕上げることができます。

ハンマーの重さにも色々ありますが、初心者の方は「片手で振っても疲れにくい重さ」のものを選ぶと間違いがないですね。人によって握力に差があるため、可能であれば、お近くのホームセンターに行って、実際に手に取って確かめてみることをオススメします。

<ゴムプラハンマー>

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<鉄ハンマー(釘抜き付き)>

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❾電動サンダー

[電動サンダー]は、電動やすりとも呼ばれ、取り付けたサンドペーパーを振動させたり回転させたりすることで、木材や金属の研磨・削り作業ができる電動工具のことです。塗装前の下地作りや仕上げの研磨は作品のクオリティをあげるには重要な工程となります。

マキタやボッシュなどのメーカーからさまざまな商品が販売されていますが、美しくスピーディーに仕上げるための工具として、ぜひ自分の作業に合った電動サンダーを手に入れてくださいね。

※材料に合わせてスピード調整可能。DIYの他、車をキレイに磨くのにも最適です。

➓保護具(ケブラー手袋、保護メガネ)

[保護具]はDIY作業中の事故や危険から身体を守るために必ず装着するものです。作業の種類によって、作業帽・保護帽・保護衣・保護手袋・保護長靴・防じんマスク・防毒マスクなどを使用することは安全衛生上必須です。

<ケブラー手袋>

[ケブラー軍手]とは、防刃生地のケブラー生地(ポリアミド繊維)の軍手。5本の糸を寄って編んだ軍手で普通の軍手に比べて耐久性が高く、難燃・耐切創性に優れます。DIY作業から手を守ります。

《耐切創性》
高強度で耐切創に優れ、同じ重さで比較すれば鋼鉄の約5倍の強度があるともいわれています。

《耐熱性》
耐熱性に優れ、熱によって溶けた繊維が皮膚に付着する危険がありません。自己消火性もあり。

※ケブラは安価なので防刃手袋だけでなく、消防服や防弾チョッキなど様々な商品に使われています。

<保護メガネ>

[保護メガネ]とは、DIY作業中に発生する金属の欠片やホコリ・ゴミなどの飛来物・粉じんから眼を保護するため着用するものです。

形状は、大きく分けてゴーグルタイプとスペクタクル型(メガネタイプ)があります。曇り止め機能、耐久性・材質の違いによるスペックがある。

ミドリ安全など信頼性の高いメーカーから数多くの商品が出てます。コスパを考えながらご自分に最適な保護メガネを見つけてくださいね。

※超軽量タイプの保護メガネです。長時間掛けていても疲れません。

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まとめ

DIYペンキ塗り2

DIYは生活の延長上にあるもの!
DIY(Do It Yourself)を始めるきっかけは、皆様々ですが、DIYというものは生活上で困っていることや、便利にしたいと思う事を、自分自身で行う(改善する)事で、これは「生活改善」を行うと言い換える事もでき、DIYを始める基本の考え方と言えます。

もし、何から始めればいいか悩んでいる人は「生活改善の視点」で一度、考えてみては?誰でも何かしら生活上の不満はあるもの。それをリストアップして優先順をつけ実施する。それを繰り返すうちに段々とDIY的な考え方や手法が身について上手になってゆきます。

初めの工具選びは、用途にあった工具の上手な使い方を知ること!
DIYは考え方とその準備がとても大切なのです。自分のライフスタイルに合ったものを手にいれる手段にもなります。先ずは、これまで説明した工具や道具があればDIYはスムーズに行なえます。


今回はDIY初心者が揃えておきたいオススメ工具について解説しました。
ぜひこの記事を参考にして、楽しく快適なDIYライフを送ってください。

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