あなたは大丈夫?指弾きベーシストが見落としがちな爪と指先ケア

音楽・バンド

エレキベースを指弾きした時、こんな風に感じたことはありませんか?

  • 指先がもつれる。
  • 音ムラがある。
  • 変な雑音が入る。
  • リズムがよれる。

弾きやすさや、出音に直結する要素は、指先状態の良し悪しに関係があります。
つまり、弦をはじく指先の手入が悪いとベースが上手く弾けないのですよ。

指先を正しくケアすることは、安定した良いベースプレイにつながってゆきます 。

無関心さん

そうなの?
爪や指先の事なんか考えたこともないよ。

おすすめさん

悩んでいる人からの質問ってすごく多いんですよ。
・指で弾いているときに弦に爪があたるのはダメ?
・指弾きの時、カツカツ高い音が鳴ってしまう。
・ベーシストの指先ケアの方法をぜひ知りたいです。等々。

暗黙のうちにというか、重要性を感じているベーシストは多くいます。

私も40年以上ベースを弾いてきて、指のケガや関節トラブルを経験してよく分かってます。

この記事では、そんな指先の問題とケアについて紹介してゆきます。

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ケア=メンテナンス(安心安全)

【ケア (care)】この言葉を誤解している人はとても多いようです。
 →男性が誤解する理由=なぜか美容をイメージして男らしくないと反発?※ビジュアル系は別(笑)

広い意味のケアとは?
  • お手入れ
  • お世話
  • 気配り
  • メンテナンス
  • 美容、お肌ケア
  • 介護ケア、ケアマネジャー、etc

なんでも機能を維持するために定期的にメンテナンスが必要になりますよね。

なぜなら、メンテしないと突然故障して大きな事故につながるから。

例えが大げさですが、飛行機の整備不良は大惨事に直結するなどですよ。

メンテナンスが必要!
  • ギター修理・調整(リペア)
  • 車(定期点検、車検)
  • 飛行機
  • 住宅
  • 人(病院、体調管理)
  • 人(美容、整体、マッサージ)
  • 道路・インフラ
  • 家具家電、etc

「手や指先」も、大事な体の健康を保つのと同じ。だからメンテナンスは必須なのです。

メンテナンスの効果(体と指先)
  • 体をケアする。 →体のコンディションが良い。 →体が良く動く!
  • 指先をケアする。 →指先のコンディションが良い。 →指先が良く動く!

つまり、メンテナンスの目的は、安心安全という事なんですよ。

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指先に起きる問題

ベースは肩、肘、手首から指先までを使って弾かないと良い音は出ません。
最終的に弦をはじく指先のコンディションが悪いと思わぬラブルにもつながります。

それでは、指先トラブルについて確認していきましょう。

指と爪

[指]の問題は「ベース弦」と「指の皮膚」がこすれる事で起こる現象です。
「弾く頻度」「弾く強さ」「皮膚の硬さ」の3つの要因により大きく左右します。

指(finger)

使用:親指、人差し指、中指、薬指
奏法:1フィンガー~4フィンガー、アルペジオ、スラップ

  • 指表面のガサツキ(乾燥している)
  • 固くなった表面の凸凹(指の硬い皮)
  • 擦りキズ(皮膚が柔らかい、タッチが強い)
  • 水ぶくれ(久しぶりに弾く、練習不足)

[爪]の問題は、爪が長いことで弦に当たってしまう現象です。爪が当たるのはNG。
ケガの懸念からも、爪で弾くような状況は危険です。避けなければいけません。
爪の先端が当たってしまう場合は、あたりまえですが短く切りましょう。

爪(nail)

親指、 人差し指、中指、薬指
奏法:1フィンガー~4フィンガー、アルペジオ、スラップ

  • 爪の長さ(弦に当たる)
  • 爪の先端形状(カット後の角ばり)
  • キズ割れ(激しいとサム・プル多用で起こる)

ケアしないとプレイに悪影響?

知らない人も多いのですが、上記の様なトラブルは出音にも明確な差が顕れます。

演奏性と出音

指の要因

《ガサガサ指が弦に引っ掛かる》

  • 指がもつれて、リズムがよれる。
  • リズムが安定しない(走る、もたる)
  • 粒立ちが悪い(バラツク)
爪の要因

《爪が弦に当たり異音が入る》

  • 異音がアンプを通すと大きな雑音となる。
  • 爪が当たるアタック音でサウンドを壊す。

《 爪が弦に当たり 演奏性が悪い》

  • リズムがわずかにズレる。
  • 弾きにくく音ムラが出る。

<なぜなぜ分析で指と爪要因の影響をまとめた>

 トラブルなぜ何故ナゼ
(真因)
プレイへの影響
指指先が
もつれる。
指が弦に
引っ掛かる
指が乾燥で
ガサガサ
お手入れ
不足
リズムがよれる
(走る、もたる)
弾きムラが
でる
音量・
音質が揃わない
指皮の凸凹
(硬い)
↑音の粒立ちが悪く
ノリもでない
爪変な雑音が
入る
爪と弦が
当たっている
爪が長い、
フォーム悪い
お手入れ
不足
出音が悪い
弾きにくい↑↑↑ミストーン多発
爪が伸びていれば当然弦にあたってしまう

生音ではあまり気づかないのかもしれませんが、アンプを通すと非常に耳障りな音です。

自分では気づかなくても、聞いている人はけっこう気になり不快になってることが多いです。

レベル別のケアセット

基本的に、ベースを弾く頻度(レベル)によって、ケア内容が下記のように異なります。

■レベル別ケア表

レベルいつ爪ケア指ケア備考セット
たまごビフォーカットハンドクリーム ーA
↑アフター-消毒・絆創膏水ぶくれ処置、清潔にして休ませる↑
ひよこビフォーカットハンドクリーム ーB
 ↑アフター-保湿クリーム皮膚が摩れて痛んでいるので休ませる↑
ニワトリビフォー整えるハンドクリーム ーC
↑アフタークリーム保湿クリーム指先マッサージ、手のひらストレッチ、↑
<凡例>ベース演奏頻度によるレベル
  • たまごレベル:6ヶ月に1回 →指先やわらかい。水ぶくれができる。
  • ひよこレベル:毎月1回~リハスタ →指先少し硬い。無理して指先がじんじん痛い。
  • にわとりレベル:毎週1回~リハスタ →指先は硬い。ベース指

指先・爪に起きる現象と、その処置の流れは下記の通り

指先がひっかかるとか、滑りが悪いと感じている人はたぶん乾燥しています。
ハンドクリームを弾く前に塗ると、滑りがよくなって弾きやすくなる効果があります。

そして、指先の保湿も、とても重要です。
男性は保湿というものに無頓着な傾向にありますが、
最近では男性向けに、べたつきを抑えた香りの少ないクリームも登場してます。

演奏性も上がりますし、音もよくなるところを知ってほしいです。

■ケアセット内容

ケアセットAセットBセットCセット
爪切り●●ー
棒ヤスリ、電動ヤスリ●●●
消毒・絆創膏●ーー
ハンドクリームー●●
保湿クリームーー●

<爪切り>

・サイズ、刃の角度、ヤスリ付きなど様々種類があります。
・匠系の高価(2千円~)なモノが人気ですが、経年変化でへたって動きが悪くなる事があります。
・携帯できるコンパクトなサイズがお勧めですが、持ちやすさとの兼ね合いで選びましょう。

【スタンダードタイプ】

【ニッパタイプ】

<棒ヤスリ>

・爪ヤスリの素材は大きく分けて、金属、スポンジ、ガラス、紙のタイプがあります。
・ヤスリの種類によっては目の粗さを数値で表している。単位はG(グリット)
 →100Gの面で大まかに長さを整えて180Gの面で整える、という使い方。

【スチールタイプ】
主に長さ調整で使えます。

【スポンジタイプ】
クッション性があり仕上げむき。

【ガラスタイプ】
ガラス表面にきめ細やかな突起状の加工がされている。爪を滑らかに削れるのがポイント。

【ペーパータイプ】
ヤスリ自体がしなって、削りすぎを防止してくれる。摩耗も少なく丈夫。

【電動タイプ】
爪の端など狙ったところを削りやすい。削り過ぎに注意が必要。

【ダイヤモンドヤスリ】
爪の端や細かい面と広い面の手入れができる。

爪カットの後処理が大事

爪のカットについては人それぞれベースを弾くフォームや指の形などが違うので、
自分に合った爪の長さを探す事がポイント。大切なのは、爪が当たらなければ良いのです。

<絆創膏・消毒>

たまごレベルのベーシストは水ぶくれができます。無理につぶさず清潔にして自然に直しましょう。

【指先絆創膏】

【液体絆創膏】

<ハンド・保湿クリーム>

保湿にはハンドクリームが有効です。指先は乾燥しないように一定の湿度を保ちましょう。

【高保湿ハンドクリーム】

【メンズハンドクリーム】

※上記で紹介した商品はほんの一部の商品です。(ググってみて下さい)

まとめ

いかがでしたか?
指の弾きやすさや、出音に直結する爪や指先。普段から万全の状態に保つことが大事。
安定した良いベースプレイにつながってゆくので、「ケア」ぜひ試してみてくださいね。